プラセンタ

プラセンタについて

プラセンタは胎盤で、胎児を保護して成長させるための重要な役割を担っている臓器です。出産と同時に胎盤は役割を終えますので、体外に排出されます。胎盤は、小さな受精卵を10か月で3㎏程度まで育てるために、ヒアルロン酸、コラーゲン、各種必須アミノ酸、タンパク質といった栄養素や、成長を可能にする成長因子を豊富に含んでいます。この要素から、プラセンタには体内環境の調整作用、組織を本来あるべき状態に修復・再生する効果が期待できます。

さまざまな医療目的に使われています

プラセンタを精製した注射液は肝機能の改善薬として認可されて長く使われてきています。そのさまざまな効果が認められたことで更年期障害の治療にも使われるようになっています。また、エイジングケア(老化防止)、美肌・美白効果の高さから美容医療でも近年、積極的に使われはじめています。最近ではさらに研究が進み、疲労からの回復、胃・十二指腸潰瘍、慢性肝疾患、アレルギー性疾患、皮膚トラブルなどに対する医療として提供されています。
眼科領域でも効果が期待できるケースがあり、当院ではご希望の方に自費診療としてプラセンタ注射を提供しています。

プラセンタによる効果が期待できる主な眼科疾患

  • アレルギー性結膜炎
  • 角膜炎
  • 眼精疲労
  • 視力低下
  • 白内障 など
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